ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2017.4.23 01:45ゴー宣道場

「九州ゴー宣道場」アンケート回答1です


63回「ゴー宣道場」、初の九州での道場が開催された。

3分の2が初参加というかつてない状況になったが、

この人数構成だけでも「九州ゴー宣道場」は大成功だった

と言える。

テーマは『天皇の願いは叶ったか?』である。

参加者のアンケートに一言づつ回答しよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆初めて参加しましたが、今まで本やTV、ネットで見聞き

してきたよしりん先生や高森先生、笹幸恵さんなどの話を

生で聞くことができて感激しました。

TVなどより、ざっくばらんな意見を聞けたのが道場の良い

ところでした。次回以降も参加したいと思います。

(福岡県・35歳男性・歯科医師)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ざっくばらん感が同じ空間だと伝わるでしょう。

今後もぜひ参加してください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆よしりん先生が前に座っている子供たちの聞く姿勢を

ほめていた事で、会場の空気が変わったと思いました。

自分も自分の態度を改めることができた。

あと、権力にも風穴を開けることができるとよしりん先生が

言ってくれた事に本当に勇気が出た。

(福岡県・33歳男性・肉の卸業)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本人は権力に従順すぎ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆今僕が非常に興味のある話題で楽しみにしていて、

それで僕たちのためにわかりやすく話していただいたので

すごく嬉しくて、また内容としては、天皇陛下の生前退位

などの問題について詳しく理解できました。

終わった後、色紙をいただき、記念写真、あくしゅ、

そのほか親切にしていただいて、本当に感謝の限りです。

こんな経験は人生に二度とできることではないと思って

いるので、一生の思い出になりました。

(佐賀県・12歳男性・中学生)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あの子か―――――!

この子が可愛いんだ。わしも中1の頃は背丈が前から

2番目だったので、こんな風に可愛かったんだろうな。

人生は君が考えているより長いから、まだいっぱい

良い経験があるよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆最近私が考えているのが、安倍さんも自称「愛国者」も、

本当は天皇制反対なんじゃないかということです。

安倍さんは、自分が「権力者」になって、そして歴史に名を

残したいんじゃないかと。そうじゃないなら、単に考えて

いないだけなのかなと思いました。

今日の話をきいても、「有識者」とよばれる人があまり頭

よくなかったり、すっごくへんだと思いました。

「天皇の願い」ぜひかなってほしいです。

(佐賀県・15歳女性・高校生)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あの子か――――――!

この子がまた可愛いんだ。15歳で、こんなに頭がいいんだ

からな。自称愛国者は15歳に負けてるよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆もっとマッチョな感じの雰囲気だと思っていました。

各師範の語り口は柔らかくユーモアが常にあり、単純に

楽しかったです。

でも、だからこそ、師範の皆様は“冷静”な視点を常にお持ち

なのだと思い、やはり信用に足ると思った次第です。

熱に浮かされたような論調が多い中で、本当に良い機会を

頂きました。

(福岡県・35歳男性・広告プランナー)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いい感想だ。

自称保守・自称愛国者の集会はマッチョだからな。

ユーモアは大切だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆「権力は簡単にはくつがえらない。しかし絶対にあきらめる

べきではない。風穴は必ず開く」小林先生の熱い言葉に、

涙が出そうになるのをこらえていました。

確かにそうだと思いました。大義があれば味方も現れ、

味方がいれば勇気が湧いて、勇気があれば強い意志となって

風向きは必ず変わる。

天皇譲位問題の見え方が変わりましたし、自分の人生観にも

響きました。素晴らしい言葉でした。

(大分県・43歳男性・会社員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

公につくか?国家権力につくか?

権力につくのが、今の自称保守・自称愛国者なんだな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆これまで活字、小林先生の作品でしか知識をたくわえる

ことができませんでしたが、道場に参加することで、

面白く、楽しく、スッと身に入ってきた感覚があります。

高森先生の熱さが伝わってきました。

時間があれば、もっと聴きつづけていたかったです。

時間が足りないです!個人的には倉持先生の話ももっと

聴いてみたかったです。

参加するのみでしたが、それだけで師範方のお力になるの

であれば、都合のつく限り、2回目の九州ゴー宣道場も

参加したいです。

(佐賀県・37歳男性・地方公務員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そりゃあ、参加してくれるだけで勇気が湧くよ。

孤独な戦いをしてるんだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆倉持先生の権力分立があらゆる場面で機能しない状況が

出てきており、退位の問題とも大いに関連していること

が分かり参考になりました。

このままの状態で先に待つものは大きな虚無だという

ことも(しかし、絶望的な状況とは言いきれないという

ことも)

(山口県・40歳男性・非常勤講師)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戦わなきゃ、奴隷になるしかない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆高森師範の足尾鉱毒のお話しで両陛下がいまだに続いて

いることを心配され、私的旅行として現地訪問されたこと

を聞いて大変驚きました。

また、熊本地震で、益城を日帰りでご訪問され、避難者、

消防、警察、ボランティアの方を励まされたこと、

今年の歌会で熊本地震のお歌を聞いたとき、堪えきれま

せんでした。

熊本県民として、これほどありがたいと感じたことは

ありません。

(熊本県・43歳男性・会社員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

天皇「公」につくのが日本人の証明だよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆切通先生の「平成の幸せ」というのが印象に残りました。

陛下と共にあった時代を喜びと感じて(無意識にも)いた

のだと。

権力の忖度は保身、陛下の忖度は良心。

まさに良心に生きたいと思いました。

(福岡県・45歳男性・会社員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

権力の忖度は保身、陛下の忖度は良心。

その通りだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆「票にならない」「知識が必要」「利権にならない」

そんな理由で重大な問題を取り上げない政治家たちは、

本当に馬鹿だなと思いました。

しかし自分も政治家たちを批判できるだけの知識があるか

と言えばないので、これから学んでいきたいと思いました。

(鹿児島県・42歳女性・主婦)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

謙虚で素晴らしいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆教育勅語について、私も大学生時代暗唱して、これを世に

広めれば現代の荒廃した社会が変わるのではないかと

考えていた。

しかし明治時代の社会情勢や現代との違いなど全く考慮して

いなかった。

自分がやっていることが正しいと思い込んでしまうと他人の

考えを浅はかなものだと考えてしまう。

自分はアホだったなぁと気づいた。

(福岡県・39歳男性・百姓)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

わしもアホから出発し、今もアホだから勉強し、思索し

続けているんだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆高森先生の話で歴代の天皇陛下は葬儀を簡素にしてくれ

と頼むのが伝統だと言われたのが大変びっくりしました。

保守の人達は明治から昭和の短い時代の事しか知らない

ことがわかりました。

九州でもこんなにたくさんの人が集まると思わなかったの

で大変うれしい喜びでした。

先生方の話はとても楽しくしかも勉強になり、また次回

ゴー宣道場が九州で開催されたら参加したいです。

(大分県・42歳男性・会社員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

九州は初めてだったから、まだ大人しいよね。

今度機会があったら、もっと慣れてくるだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆「政府から国を守らなければならない」政府は国ではない、

政府を守ることは必ずしも国を守ることではない、

この考えも忘れてはいけないと思いました。

(長崎県・38歳男性・団体職員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「政府から国を守らなければならない」

いい言葉だよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆先生方、スタッフの方々を含め、福岡まで来て下さり

本当にありがとうございました。

ユーモアや新たな視点を交えつつも、天皇陛下への真剣な

思いが核にある、温かな会になっていたと思います。

地方開催は難しい面も多いとは思いますが、全国民で共有

すべきテーマに関しては、戦略としても有効ではないかと

思います。

改めて先生方、ありがとうございました!!

(福岡県・37歳男性・医師)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いいアドバイスをしてくれる人だな。

 

もう一回分のアンケートがある。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ